2007年05月10日

yum でバージョンダウンする方法をメモしておこう

今日、linux マシン(Fedora Core 5, FC5) を yum update したところ、
samba が samba-3.0.24-3 から、samba-3.0.24-4 になった。

ところが、このバージョンだと、Windows マシンからアクセスできない共有フォルダが続出する。
なんだかアクセス権限の問題らしいことはわかるんだが、詳しい調査をしている暇がない。手っ取り早く元に戻すことにした。
手順は、samba-3.0.24-4 を削除してから、samba-3.0.24-3 をインストールするってこと。

まず、samba を削除。

yum remove samba*

関連ファイルが全部消えちゃう。後でインストールするために、出力をメモしよう。
次に旧バージョンのsambaをインストール。

yum install samba-3.0.24-3.fc5 samba-client-3.0.24-3.fc5
    samba-common-3.0.24-3.fc5 samba-swat-3.0.24-3.fc5


こんな感じ。
これで元通り、すべての共有フォルダにアクセスできるようになった。

気になるなら、samba を削除したときについでに削除された物たちをインストールしてもよい。

うちの場合は、ついでに削除されたのは以下のファイルたちだ。
control-center
file-roller
gnome-media
gnome-session
gnome-vfs2-smb
gnome-volume-manager
nautilus
nautilus-cd-burner
system-config-samba

gnome とかGUIは使ってないんですけど。って場合はこんなの必要ない。

なお、このままだと、次回に yum update したときに sambaも勝手にアップデートされてしまう。問題が解決されるまでyumでの自動アップデートから samba関連をはずしておく。
/etc/yum.conf に

exclude=samba*


と追加しておけばよい。
posted by sjoe at 21:21| Comment(0) | TrackBack(0) | Linux

ふりがなソートができるのはいいんだけど

iPod / iTunes 7.1 で、曲名やアーティスト名のふりがなでソートできるようになった。
確かに今までのように、漢字順でソートされているより全然いい。
いいのはわかるんだが、ふりがなは自分で入力しなければならない。
いままでたまった日本のアーティストの曲だけでも相当な数だ。
ソートの為だけにふりがなを入力するのがかなり面倒。
しかも曲毎に一つずつ入力...
曲名は仕方ないとしても、アーティスト名は一辺に変えられるといいのに。
これは次期バージョンアップ時に対処して貰いたい。

ふりがな入力を途中で挫折したままにしておくと、アーティスト名で並べたときに同じアーティスト名が2カ所に出てきちゃうところが、さらに悩ましい。

さすがに、iTunes Store で購入したものには、ふりがなも入ってるみたいだけどね。
posted by sjoe at 09:52| Comment(0) | TrackBack(0) | iPod/iTunes

2007年04月14日

Google Web Toolkit

Googleから手軽にAjaxアプリケーションが作れるツールキットがでている。
それが、Google Web Toolkit (以下 GWT)
http://code.google.com/webtoolkit/
うちの檀家さん管理ソフト(自作)も使っている技術が古くなってきたので、そろそろ別のシステムに切り替えようかと思っていた所なので早速試している。
データベースは PostgreSQL
アプリケーションサーバーは Tomcat
これを Linux サーバーにインストールして、Java サーブレット & Javascript を使った Webアプリケーションで、檀家さんの住所や戒名などのデータを管理する、というものを作っている最中だ。

詳しい使い方は書籍や他のサイトにちょこちょこ書かれているので、ここで書くつもりはないが、ちょっとしたメモだけ残しておく。

通常のCGIなんかだと、GET とか POST などのメソッドを使ってサーバーと通信する。特に、GET を使えば URL の中にいろいろとアプリケーションの動作を指定できるのでお手軽に使えるし、URLを確定させることができるので、他のWebサイトからのリンクも可能だから便利でもある。
例えば http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/B000MGTX96/ref=s9_asin_image_2/503-6247085-1379960?pf
こんな長ったらしいURLをクリックするとすぐ宇多田ヒカルのFlavor Of Lifeが出てくるでしょ。こんなことをやりたい訳だ。

しかし、GWTの作法だと、GET や POST は使えないっぽい。その代わり、History を使うようだ。

GWTのHistory はブラウザの戻るボタンを正常に動作させる機能だと思っていたが、実は URL を確定させる為の機能でもある。
GWTでHistoryを機能させると、戻るボタンなどを押した場合、http://myserver/myapp/myapp.html#hogehoge
という感じで、URLの終わりに # を付けて、トークンが付加される。
このトークンを利用すれば、URL からアプリケーションにデータを渡すことが可能となる。

クライアントのコードの中で、

public void onModuleLoad()
{
String token = History.getToken();
}

とすれば、変数 token にURLの最後に # をつけて指定した文字列を見いだすことができる。これを元にアプリケーションの動作を切り替えることが可能になる。

これに気づくのに1週間ぐらいかかったわけだが。
posted by sjoe at 10:28| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記

2007年04月10日

ウィルスバスター 2007を使用するとPCの動作がかなり遅くなる

PCの動作が遅すぎる、という相談があった。
早速、テストしてみると確かに遅い。遅すぎる。
OSはWindows 2000 Professionalで、Windows NT 4.0 のドメインにログオンしているマシン。
このマシンにログオンして、ネットワークに接続しようとすると、なかなか完了しない。電源を入れてからログオン完了まで、たぶん、6,7分。しかもその間、HDDのアクセスランプはつきっぱなし。
やっとログオンが完了しても、ネットワークがかなり遅い。
暫く原因を追及していたが、たどり着いた答えは「ウィルスバスター 2007」である。こいつを終了させてネットワークにアクセスすると、嘘のようにビュンビュン動き出した。「ウィルスバスター」が悪さをしているのは明白。

ググってみてたどり着いたのは http://sonobelab.com/knowhow/computer/vb2007.html というページ。
こういうページがあるのはありがたい。
 このページにある通り、まず、ウィルスバスター2007を最新版にバージョンアップしてみた。さらにファイヤーウォールの設定を確認した。案の定、設定にミスがあることが判った。早速設定を直す。これでネットワークは普通に動くようになった。

しかしである。
起動時のログオンの遅さは変わらないのだ。相変わらずHDDにアクセスしっぱなしになってしまう。もちろん他の操作もままならない。じーっと画面を見つめること、6, 7 分。ようやくWindowsの画面になる。

こうなってくると、根本的な解決には ウィルスバスター 2007 をアンインストールするしかない。古いマシンなのでスペックは低いが、一応、http://www.trendmicro.co.jp/consumer/products/vb/vbrequirements/ の動作条件は満たしているしなあ。

まあ、遅いのは起動時だけになったので、このまま使い続けて貰うことにした。使ってみてどうしてもまた遅くなったりしたら、いっそ別のウィルス対策ソフトに乗り換えた方がいいとアドバイスしておいた。
posted by sjoe at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2007年02月15日

Windows Vista 外字エディタの仕様が変である件

 Vista の外字エディタは、管理者権限をもっていないと起動しません。といいますか、一般ユーザーで起動すると、管理権限のユーザー名を入力するためのダイアログが出てきて、結局、管理権限のユーザーで実行することになります。
 「すべてのフォントにリンク」された外字はそもそもシステムフォルダに作成されるわけですから、管理者が実行すべきものです。ですから、これはこれで正しい動作です。

 しかし、「指定したフォントにリンク」された外字の場合は、この仕様はちょっとおかしい。この外字は、標準ではユーザーフォルダ、
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Microsoft\Windows\EUDC に保存されるようになっています。ということは、別のユーザーでログオンすると、その外字ファイルは見えませんし、外字の設定もユーザー毎ですから、その外字は完全にそのユーザー一人だけのものになります。

 つまり、管理権限ユーザーでログオンし、外字エディタで「指定したフォントにリンク」された外字を作成しても、一般ユーザーでログオンするとその外字は使えない。
 それじゃあ、一般ユーザーでも同じ外字を作ってみようかと、外字エディタを起動する。
 すると、管理権限のユーザーを求めてくる。
 だから、管理権限のユーザー名とパスワードを入力して外字エディタを起動する。
 そこで「指定したフォントにリンク」を作成するとどうなるかというと、プログラム自体が管理ユーザーの元で動いていますから、この外字は結局、管理ユーザーのフォルダに作成されます。外字の設定情報も管理ユーザーのレジストリに保存されます。

 これでは永遠に、一般ユーザーは「指定したフォントにリンク」された外字を使うことはできない、ということになります。
 イレギュラー的に外字ファイルを共有フォルダに保存し、手作業でレジストリを書き換えればできますけどね。この仕様は問題ありです。中途半端です。
 結論を言えば、「一般ユーザーでは、外字を駆使できない」ということです。

 そういえば、Vista って外字エディタを起動するメニューってどこにあるんでしょうか。
 今のところ見つけられないので、私は窓旗ボタンの検索で直接、eudcedit って打っちゃってますが、普通はこんな起動方法は使いませんよね。
 メニューにないってのは外字なんか使うなってこと!?
posted by sjoe at 18:03| Comment(9) | TrackBack(0) | Vista

2007年01月27日

Acronis True Image 10

Acronis True Image を 9 から 10 にアップグレードしました。
このソフトは、HDDの内容をイメージファイルにして、バックアップするソフト。
Windows を起動せずに独自の起動ディスク(実際はLinuxだそうです)からTrue Image を起動してリストアすることもできるので、システムのバックアップには大変便利なソフトです。
しかし、PCによっては、起動ディスクから起動できないとか、マウスが動かないとか、HDDを認識しないとかいうトラブルも結構あります。

今回のバージョンは S-ATA RAID にも対応しているようなので、早速試してみました。
インストール後、最初に行ったのは、起動ディスク(CD)の作成。
PCを再起動し、そのCDから起動。
うちのマシンは、ICH7R による SATA II のHDDを3台使用した RAID 5 で構成されていますが、起動ディスクで立ち上げても、ちゃんとRAID 5 で作成しているドライブにアクセスできます。
試しにRAID上のファイルを、フォルダ単位でバックアップし、別の場所にリストアしてみましたが、問題なく行えました。

True Image 9まではうちのRAID5のドライブは認識されなかったんですが、True Image 10 になって、更に対応機種が増えたんでしょう。
これなら 安心してバックアップすることができます。

ちなみに、ベクターで買えます。
posted by sjoe at 01:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2007年01月17日

ECC英会話 podcasting シリーズ 5

ECC英会話もシリーズ 5 がはじまりました。
レッスンテキストのリンクを貼っておきます。まだアップロードされていないテキストは表示できませんのでご了承ください。

レッスン1
レッスン2
レッスン3
レッスン4
レッスン5
レッスン6
レッスン7
レッスン8
レッスン9
レッスン10
レッスン11
レッスン12
posted by sjoe at 10:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2006年12月19日

Linux ( Fedora Core ) で ieee1394 を自動認識させない方法。

なにも ieee1394 だけじゃないんですが、要するに起動時にドライバ・モジュールを読み込まないようにする方法です。

/etc/modprobe.d/blacklist

というファイルを編集して、

blacklist ieee1394
blacklist ohci1394
blacklist sbp2

という3行を加えます。
すると起動時にieee1394を自動認識しなくなります。
ちなみに、上記 ieee1394 や ohci1394 などはモジュール名です。
つまり、/lib/modules 以下にカーネルのバージョン毎に格納されているファイルです。ですから、起動時にロードさせたくないモジュールがあれば、このように編集すればいいわけです。
例えば、USBは使ってないからロードしないようにしておく、とかって場合にもこの手は使えますね。

P.S.
なんでこんな設定をするかというと、
うちのPCで、linux( FC6 ) と Windows 2000 のデュアルブートをしているのがあって、linux で ieee1394な外付ハードディスクを認識させちゃうと、その後Window 2000 を再起動したときには、HDDが認識されなくなっちゃうんですね。デバイスマネージャでは [!] マークが出ちゃうんですよ。インターフェースのバグかなあ。
HDDはNTFSフォーマットですから、普通はWindows でしか使えません。だからいっそのことlinux では

なかったことにする

ってわけです。
posted by sjoe at 18:22| Comment(0) | TrackBack(0) | Linux

2006年12月10日

S-ATA のケーブルは接触不良になりやすい?

新マザーボードに変えて数ヶ月。
CPUは最新の Core 2 Duo ではないけれど、
まあ、なかなかの速度で動いています。

CPUは、Pentium D 940
マザーボードは、 MSI 975 X Plutinum

このマザー、S-ATAのHDDを3台使ってRAID 5 を構築できるので、RAID 5を構成してみました。RAID 5 は、3台のHDDの内、1台が壊れてもデータは壊れずに、故障したHDDを交換するだけで元通りになるというシステム。

しかし、なんだかうちのシステムはおかしい。HDDが 頻繁に認識不能になる。認識不能になっても RAID 5 だからシステムは普通に起動するのね。
ただ、Windows Xpのタスクバーの隅に、HDDのエラーを示すアイコンがあらわれるだけです。

最初は「え?もうHDD壊れちゃったの」と思いましたが、何度かケーブルを抜き差ししているとそのうち認識できるようになる。けしてHDDが壊れているわけではないようです。

ケーブルにはノッチが付いていて、いかにもちゃんと接続できそうなものなんですが、やっぱり微妙な相性なんでしょうか。ある日、電源を入れた時に、HDDが認識されないまま、システムが起動するわけです。
いままでで5回程そんな目に遭っています。

考えてみると、RAID 5 を構成しておいたからこそなんとかシステムは起動するわけですから、RAIDの恩恵は受けているわけですが、システム復活後は、しばらくパリティの初期化、なんて処理をやり始めて、数時間HDDにアクセスしっぱなしになるのがちょっとやな感じです。

S-ATAはホントに接触不良になりやすい規格なんだと思います。

最近寒くなってきた影響もあるかもなあ。

posted by sjoe at 18:35| Comment(7) | TrackBack(0) | 日記

2006年11月30日

SQL Server 6.5 を Windows 2000 Server にインストールする方法 追記

以前、
SQL Server 6.5 を Windows 2000 Server にインストールする方法 の記事を書いた。
その記事では、最後にもう一度 Windows 2000を上書きで再インストールする、などという、「力業」を書いてしまったが、そんなことは必要ない。

コマンドラインから、

net stop msdtc
msdtc -uninstall
msdtc -install

とやればよい。
ようするに、まず MSDTCサービスを止めて、
msdtc をサービスから削除、
そして msdtc をサービスに登録、
ということである。
これで、「MSDTC」がサービスから消えて、
「Distributed Transaction Cordinator」が再び現れてくる。

なお、MSDTCには脆弱性が見つかっており、念のため、パッチを当てておくことにする。
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms05-051.mspx
ここからダウンロードできる。もちろん既にパッチが当たっている場合は再度当てる必要はないと思うのだが、一応念のため。
posted by sjoe at 16:58| Comment(0) | TrackBack(0) | SQL Server