linux システムのハードディスクを換装する時や、パーティション構成を変更した時などは、HDDのMBR領域にgrubをインストールし直す必要がある。
そういう場合、grubそのものはすでにインストールされているわけなので、ただ単にプロンプトから、
# grub
と打ち込むと、grub のプロンプトになる。そこで以下のコマンドを打ち込む。
grub> root (hd0,1)
grub> setup (hd0)
grub> quit
root (hd0,1) はカーネルイメージが入っているパーティションの指定。数値は0から始まるので、上記は 1 台目のHDD の 2 番目のパーティションという意味。
setup (hd0) でMBRにgrub のブートイメージを書き込む。
最後に quit で終了。
2008年11月19日
2008年10月19日
フォントにリンクされた外字が印刷できない。
Windows で、フォントにリンクされた外字が、画面上では表示されているけれども、印刷ができない場合がある。それは大抵プリンタドライバの設定で、True Type フォントをどのように印刷するかを指定してあげる必要がある。
うちの場合、プリンタはオフィス向け複合機、Ricoh Imagio MP C2500。これも設定が必要。
http://www.ricoh.co.jp/support/faq/imagio/IM08056.html
ここに設定方法が書いてある。
キーワード。
「印刷品質」「ユーザー設定」「イメージデータに変換して印刷する」
まあしかし、外字をフォント毎にリンクさせていなければあまり問題にならないかも。
うちの場合、プリンタはオフィス向け複合機、Ricoh Imagio MP C2500。これも設定が必要。
http://www.ricoh.co.jp/support/faq/imagio/IM08056.html
ここに設定方法が書いてある。
キーワード。
「印刷品質」「ユーザー設定」「イメージデータに変換して印刷する」
まあしかし、外字をフォント毎にリンクさせていなければあまり問題にならないかも。
2008年07月20日
Adobe InDesign CS3:オブジェクトの拡大・縮小時の比率表示
Adobe InDesign CS3 で図形などのオブジェクトを拡大・縮小する方法にはいくつかあるが、僕が多用するのは、100% を 125% にというように数値で指定する方法。
しかし、インストールしたままだと、たとえば125%に拡大したあと、その後の表示がまた100%になってしまう。図形はたしかに拡大されるが、表示は100%と表示されてしまうのである。
これではその図形のオリジナルサイズがどれほどなのかわからなくなってしまい不便だ。これを拡大したなりのパーセンテージで表示させるには以下の環境設定が必要である。

メニューから 編集 - 環境設定 - 一般 と選ぶと上のダイアログが出てくる。ここで「拡大 / 縮小率を調整」のラジオボタンをオンにする。
これで、図形がどのくらいの比率で拡大・縮小されているのか一目瞭然になる。
InDesign は初期バージョンから使っているが、バージョンアップの度にこの設定がクリアされてしまい、その都度ヘルプで調べていた。他のバージョンでも同じようなものだろう。
しかし、このダイアログの日本語、非常にわかりづらいですな。
しかし、インストールしたままだと、たとえば125%に拡大したあと、その後の表示がまた100%になってしまう。図形はたしかに拡大されるが、表示は100%と表示されてしまうのである。
これではその図形のオリジナルサイズがどれほどなのかわからなくなってしまい不便だ。これを拡大したなりのパーセンテージで表示させるには以下の環境設定が必要である。

メニューから 編集 - 環境設定 - 一般 と選ぶと上のダイアログが出てくる。ここで「拡大 / 縮小率を調整」のラジオボタンをオンにする。
これで、図形がどのくらいの比率で拡大・縮小されているのか一目瞭然になる。
InDesign は初期バージョンから使っているが、バージョンアップの度にこの設定がクリアされてしまい、その都度ヘルプで調べていた。他のバージョンでも同じようなものだろう。
しかし、このダイアログの日本語、非常にわかりづらいですな。
2008年07月06日
どこでも AjaxIME
以前、日本語入力環境がないPCでも、ブラウザ上で日本語入力ができる、AjaxIMEを紹介しました。
いつの間にかバージョンアップして、全てのWeb上フォールで、このAjax IME が使えるようになっています。
まず、AjaxIMEにアクセスして、下の方の説明部分の、[Ajax IME]をブックマーク登録する。
AjaxIME経由で入力したいフォームページを開いて、ブックマークしたリンクにアクセスします。
数秒後にフォームが水色になれば成功。
これ、スゴイや。こんなことできるんだなあ。と感動しました。
この方法を使えば、この記事へのコメント欄でもちゃんとAjaxIMEが使えますよ。
[Ajax IME] ←これを右クリックしてブックマーク登録する。
でもいいみたいです。
いつの間にかバージョンアップして、全てのWeb上フォールで、このAjax IME が使えるようになっています。
まず、AjaxIMEにアクセスして、下の方の説明部分の、[Ajax IME]をブックマーク登録する。
AjaxIME経由で入力したいフォームページを開いて、ブックマークしたリンクにアクセスします。
数秒後にフォームが水色になれば成功。
これ、スゴイや。こんなことできるんだなあ。と感動しました。
この方法を使えば、この記事へのコメント欄でもちゃんとAjaxIMEが使えますよ。
[Ajax IME] ←これを右クリックしてブックマーク登録する。
でもいいみたいです。
2008年04月06日
kernel 2.6.20 と amanda(解決)
http://evcom.sblo.jp/article/4411674.html にて、
kernel 2.6.20 だと、amandaが他のlinuxマシンと通信できないと記述しましたが、これ、一応解決しました。
あの記事からすでに、いろいろと環境が変わってしまいましたので、整理しますと、
Fedora Core 6
kernel 2.6.22.14-72
amanda 2.5.2p1 (tarボールからインストール)
という組み合わせです。このままだとバックアップの際にデータが流れてこないのです。そこで、kernelを2.6.18-1.2798 にすると、データが流れてきます。
ですから、このカーネルで運用していました。
このほど、原因がわかりました。mtu です。ジャンボフレーム対応のNICで、mtuを7200 に設定していたのです。
思い当たることあって、mtu を標準の1500に戻してみました。
すると、新しいkernelでもちゃんとamandaは動作します。
ジャンボフレームなんて設定しても、体感ではあまり変わらないし、そのためにネットワークに支障をきたすのでは、元も子もないので、ジャンボフレームを使わないことにしようと思います。
kernel 2.6.20 だと、amandaが他のlinuxマシンと通信できないと記述しましたが、これ、一応解決しました。
あの記事からすでに、いろいろと環境が変わってしまいましたので、整理しますと、
Fedora Core 6
kernel 2.6.22.14-72
amanda 2.5.2p1 (tarボールからインストール)
という組み合わせです。このままだとバックアップの際にデータが流れてこないのです。そこで、kernelを2.6.18-1.2798 にすると、データが流れてきます。
ですから、このカーネルで運用していました。
このほど、原因がわかりました。mtu です。ジャンボフレーム対応のNICで、mtuを7200 に設定していたのです。
思い当たることあって、mtu を標準の1500に戻してみました。
すると、新しいkernelでもちゃんとamandaは動作します。
ジャンボフレームなんて設定しても、体感ではあまり変わらないし、そのためにネットワークに支障をきたすのでは、元も子もないので、ジャンボフレームを使わないことにしようと思います。
2008年04月05日
linux : 起動時に外付けHDDを認識させる
Fedora Core 6 のマシンを起動するときに、USBの外付けHDDをマウントする必要性が出てきた。
ディスクを起動時にマウントするには、/etc/fstab に
/dev/sda1 /mnt/usb ext3 defaults 0 0
と書けばいいのだが、これだけではだめ。
起動直後は、usb-storage というモジュールが読み込まれていないのである。だからシステムは /dev/sda1 を認識していない。
これを読み込むには、/etc/rc.d/rc.localなどに、
modprobe usb-storage
なんて書いておいてもいい。
だが、それだともう一度 mount -a などとしなければならない。
そこで、initrd ファイルを書き換えた。
まず、/boot/initrd ディレクトリ以下にinitrdイメージを展開。
# cd /boot
# mkdir initrd
# cd initrd
# zcat ../initrd-2.6.18-1.2798.fc6.img | cpio -i -c
展開されたファイルの中に init というファイルがある。
この中では必要なモジュールを次々と読み込んでいる箇所がある。
その最後に、
echo "Loading usb-storage.ko module"
insmod /lib/usb-storage.ko
と挿入。
もちろん ./lib ディレクトリには、usb-storage.koをコピーしておく。これは /lib/modules 以下から探してきた。
これをまた、initrdのイメージファイルにする。
# cd /boot/initrd
# find . | cpio --quiet -c -o | gzip -c > ../initrd-2.6.18.org.img
最後に、/boot/grub/grub.conf の、initrd コマンドに、ここで作成したファイル名を指定して再起動。
ディスクを起動時にマウントするには、/etc/fstab に
/dev/sda1 /mnt/usb ext3 defaults 0 0
と書けばいいのだが、これだけではだめ。
起動直後は、usb-storage というモジュールが読み込まれていないのである。だからシステムは /dev/sda1 を認識していない。
これを読み込むには、/etc/rc.d/rc.localなどに、
modprobe usb-storage
なんて書いておいてもいい。
だが、それだともう一度 mount -a などとしなければならない。
そこで、initrd ファイルを書き換えた。
まず、/boot/initrd ディレクトリ以下にinitrdイメージを展開。
# cd /boot
# mkdir initrd
# cd initrd
# zcat ../initrd-2.6.18-1.2798.fc6.img | cpio -i -c
展開されたファイルの中に init というファイルがある。
この中では必要なモジュールを次々と読み込んでいる箇所がある。
その最後に、
echo "Loading usb-storage.ko module"
insmod /lib/usb-storage.ko
と挿入。
もちろん ./lib ディレクトリには、usb-storage.koをコピーしておく。これは /lib/modules 以下から探してきた。
これをまた、initrdのイメージファイルにする。
# cd /boot/initrd
# find . | cpio --quiet -c -o | gzip -c > ../initrd-2.6.18.org.img
最後に、/boot/grub/grub.conf の、initrd コマンドに、ここで作成したファイル名を指定して再起動。
2008年03月27日
samba とか Active Directory とか
Fedora Core 6で動いているsamba に、Vista マシンからアクセスできなくなった。Xp や Windows 2000 からならアクセスできるのだが、Vista だとだめなのである。
うちには Windows 2000 Server も稼働していて、Active Directory を構成している。
fc6 の samba はこのWindows 2000 Server でユーザー認証してもらえるように、smb.conf の中で
Security = Domain
と設定していた。今まではこれでうまくいっていたのだが、何かのタイミングで突然アクセスできなくなったわけである。
あれこれとネットをさまよった情報によると、
Security = ADS
にしておけとのこと。
ちゃんとActive Directory に参加しろということなのである。
実際にそのようにしてみたら、Vistaからでもアクセスできるようになった。とりあえずよかった。
sambaをActive Directory に参加させるには、
こんなところやこんなところを参考にした。
うちには Windows 2000 Server も稼働していて、Active Directory を構成している。
fc6 の samba はこのWindows 2000 Server でユーザー認証してもらえるように、smb.conf の中で
Security = Domain
と設定していた。今まではこれでうまくいっていたのだが、何かのタイミングで突然アクセスできなくなったわけである。
あれこれとネットをさまよった情報によると、
Security = ADS
にしておけとのこと。
ちゃんとActive Directory に参加しろということなのである。
実際にそのようにしてみたら、Vistaからでもアクセスできるようになった。とりあえずよかった。
sambaをActive Directory に参加させるには、
こんなところやこんなところを参考にした。
2008年03月23日
Windows Vista のファイルの仮想化について
Vista はユーザーがシステムフォルダを書き換えてしまうのを防ぐために、ファイルを仮想化している。
つまり、アプリケーションを使用中に、c:\windows や c:\Program Files 以下のフォルダに書き込みが発生すると、実際にはそこには書き込まず、別のフォルダに書き込んで、それでつじつまが合うようにする仕組みが、ファイルの仮想化だ。
実際どこに書き込まれているのかをメモしておこう。
C:\Users\User_name\AppData\Local\VirtualStore
である。メモしておくとあとで役に立つだろう。
同様にレジストリも同じような仕組みで保護されている。レジストリの実際の場所は以下の通り。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\VirtualStore
参考 http://support.microsoft.com/kb/927387/ja
つまり、アプリケーションを使用中に、c:\windows や c:\Program Files 以下のフォルダに書き込みが発生すると、実際にはそこには書き込まず、別のフォルダに書き込んで、それでつじつまが合うようにする仕組みが、ファイルの仮想化だ。
実際どこに書き込まれているのかをメモしておこう。
C:\Users\User_name\AppData\Local\VirtualStore
である。メモしておくとあとで役に立つだろう。
同様にレジストリも同じような仕組みで保護されている。レジストリの実際の場所は以下の通り。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\VirtualStore
参考 http://support.microsoft.com/kb/927387/ja
2008年03月20日
Firefox、ショートカットダブルクリックでエラー
Windows Vista で、Firefox を既定のプログラムに設定しているとエラーがでる時がある。
URLのショートカットファイルを開こうとすると「〜が見つかりません。名前を正しく入力したかどうかを確認してから、やり直してください。」と鬱陶しい。そのくせちゃんとページは開くんだなあ。
これ、FAQなんですねえ。
http://firefox.geckodev.org/?FAQ#feacd0d0
でもvistaでの解決策はここには書いてありません。
レジストリエディタで以下のキーを削除することで解決。
HKEY_CLASSES_ROOT\HTTP\shell\open\ddeexec
HKEY_CLASSES_ROOT\HTTPS\shell\open\ddeexec
HKEY_CLASSES_ROOT\FirefoxURL\shell\open\ddeexec
HKEY_CLASSES_ROOT\FirefoxHTML\shell\open\ddeexec
乱暴な気がしますが。
参考URL:
http://d.hatena.ne.jp/shiten/20080102/1199250928
URLのショートカットファイルを開こうとすると「〜が見つかりません。名前を正しく入力したかどうかを確認してから、やり直してください。」と鬱陶しい。そのくせちゃんとページは開くんだなあ。
これ、FAQなんですねえ。
http://firefox.geckodev.org/?FAQ#feacd0d0
でもvistaでの解決策はここには書いてありません。
レジストリエディタで以下のキーを削除することで解決。
HKEY_CLASSES_ROOT\HTTP\shell\open\ddeexec
HKEY_CLASSES_ROOT\HTTPS\shell\open\ddeexec
HKEY_CLASSES_ROOT\FirefoxURL\shell\open\ddeexec
HKEY_CLASSES_ROOT\FirefoxHTML\shell\open\ddeexec
乱暴な気がしますが。
参考URL:
http://d.hatena.ne.jp/shiten/20080102/1199250928
2008年03月09日
RAID 死す
これまで、3台のSATA HDD で RAID 0 ボリューム(チップはIntel ICH7R)を作成し、Windows Xp と Vista をデュアルブートで運用していましたが、突然、HDDの一台がbiosレベルでエラーとなりました。
ケーブルの問題か?などといろいろ試行錯誤しましたが、どうしても問題の一台だけはエラーは解消されません。
これはもうHDDの交換しかありません。泣く泣くRAID 0をいったん崩し、バックアップからリストアしました。
しかし、バックアップが3ヶ月前と、ちょっと古いものだったため、少々のデータは失われてしまいました。重要なデータはネットワークドライブに保存してあったので、たいした損害ではありませんがちょっと残念。やはりバックアップは重要。
これまでは、速度を優先にして RAID 0 にしていましたが、今度はRAID 5 にしました。やっぱりいざというときにすぐ復活できる方がいいですから。
さて、その問題のHDDですが、特に異音があるわけでもなく、ちゃんとディスクも回っています。試しに JMicron 製のチップにつながるSATAポートに接続してみたら、なんとちゃんと認識されます。Vistaを起動し、フォーマットしてみましたが、何の問題もなし。
ちゃんとシングルのHDDとして動いてます。
なんでなんだ。
で、もう一度、Intel側のSATAポートにつないだら、今度はbiosがハングアップ。
というわけで、問題のSATA HDDは Intel では動かないが、JMicronでは動く、という妙な状態になったというわけです。
もっとも、JMicron の方は bios の設定でIDE互換モードになってますので、IDE互換モードなら動く、ということなのかもしれません。
ケーブルの問題か?などといろいろ試行錯誤しましたが、どうしても問題の一台だけはエラーは解消されません。
これはもうHDDの交換しかありません。泣く泣くRAID 0をいったん崩し、バックアップからリストアしました。
しかし、バックアップが3ヶ月前と、ちょっと古いものだったため、少々のデータは失われてしまいました。重要なデータはネットワークドライブに保存してあったので、たいした損害ではありませんがちょっと残念。やはりバックアップは重要。
これまでは、速度を優先にして RAID 0 にしていましたが、今度はRAID 5 にしました。やっぱりいざというときにすぐ復活できる方がいいですから。
さて、その問題のHDDですが、特に異音があるわけでもなく、ちゃんとディスクも回っています。試しに JMicron 製のチップにつながるSATAポートに接続してみたら、なんとちゃんと認識されます。Vistaを起動し、フォーマットしてみましたが、何の問題もなし。
ちゃんとシングルのHDDとして動いてます。
なんでなんだ。
で、もう一度、Intel側のSATAポートにつないだら、今度はbiosがハングアップ。
というわけで、問題のSATA HDDは Intel では動かないが、JMicronでは動く、という妙な状態になったというわけです。
もっとも、JMicron の方は bios の設定でIDE互換モードになってますので、IDE互換モードなら動く、ということなのかもしれません。