SQL Server 6.5 は Windows NT 4.0 時代のソフトで、Windows 2000 Server には通常はインストールできません。
以下は、その昔インストール方法をウェブで検索して見つけたものです。
某掲示板(どこだか忘れました)の「ねつ」さんによる投稿でした。
-----------------------------------------
SqlSv6.5 + Windows2000 投稿者:ねつ 投稿日:2004/04/15(Thu) 11:41 [返信]
1)
Windows2000にSQLServer6.5(SP5a)をインストールします。
(媒体は「SQLServer6.5(SP4)」と思います)
通常はエラーになりインストールできませんが、
Setup.Infを修正することでインストール可能です。
(「MSDTC」のチェックでエラーになるようです)
→具体的には「StopService $(!MSDTCService)」で検索して、
先頭から、1つめの「StopService $(!MSDTCService)」が
ある「ifstr(i) $(!STF_OS) == "NT"」から「endif」間の
「shell "" StopService〜」を全てコメントにする。
以下、
ifstr(i) $(!RegistryRebuild) != ""
ifstr(i) $(!STF_OS) == "NT"
; shell "" StopService $(!MSDTCService)
; shell "" StopService $(!SQLMonitorService)
; shell "" StopService $(!SQLSchedulerService)
; shell "" StopService $(!SQLOldSchedulerService)
; shell "" StopService $(!SQLOldServerService)
; shell "" StopService $(!SQLServerService)
; shell "" DoLicense
ifstr(i) $($R0) != "STATUS_SUCCESSFUL"
goto setupnotdone
endif
shell "" DoNewInstall
ifstr(i) $($R0) != "STATUS_SUCCESSFUL"
goto setupnotdone
else
read-syms InstalledTag$(!STF_LANGUAGE)
goto installdone
endif
endif
endif
次に検索でひっかかった「StopService $(!MSDTCService)」
が入っている「ifstr(i) $(!RegistryRebuild) == ""」から
「endif」間の「shell "" StopService〜」から直後の
「ifstr(i) $($R0) != "STATUS_SUCCESSFUL"」の「if文」3行
をコメントにする。
以下、
ifstr(i) $(!RegistryRebuild) == ""
; shell "" StopService $(!SQLMonitorService)
; ifstr(i) $($R0) != "STATUS_SUCCESSFUL"
; goto end_new_inst
; endif
; shell "" StopService $(!MSDTCService)
; ifstr(i) $($R0) != "STATUS_SUCCESSFUL"
; goto end_new_inst
; endif
; shell "" StopService $(!SQLSchedulerService)
; ifstr(i) $($R0) != "STATUS_SUCCESSFUL"
; goto end_new_inst
; endif
; shell "" StopService $(!SQLOldSchedulerService)
; ifstr(i) $($R0) != "STATUS_SUCCESSFUL"
; goto end_new_inst
; endif
; ifstr(i) $($R0) != "STATUS_SUCCESSFUL"
; goto end_new_inst
; endif
; shell "" StopService $(!SQLOldServerService)
; ifstr(i) $($R0) != "STATUS_SUCCESSFUL"
; goto end_new_inst
; endif
shell "" ReportProgress "12", $(!MSG_BOSTATUS_StartFiles)
shell "" InitFileVersionInfo
〜省略〜
→コメントは「;」を行頭に付与する。
2)
非常に速いドライブに SQL Server をインストールすると、
"SQL Server の初期設定をインストールしてます。" の画
面でセットアップ プログラムが応答しなくなることがあ
ります。
この問題を回避するためには SQL Server のインストール
ファイルをローカル ハード ディスクにコピーし、
Instmsdb.sql ファイルを編集します。
Instmsdb.sql スクリプトの一番頭に 「WAITFOR DELAY '0:00:01'」
ステートメントを追加します。
(「http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;180649」)
1)、2)どちらでも
インストール完了後に、再度「SQLServer6.5SP5a」を適用してください。
-----------------------------------------
「ねつ」さんの投稿は以上です。
これを我が家で実行してみたところ、インストールはできるのですが、MSDTC関連がおかしくなります。
Windows 2000 Server では、通常「Distributed Transaction Cordinator」というサービスが稼働していますが、このサービスが消えてしまうんですね。
SQL Server 6.5 をインストールした後、Windows 2000 Server を上書きでインストール(インストール画面ではアップグレードを選択する)することで対処しました。ただ、これをしてしまうと、サービスパックやら、IEやらが古いバージョンに戻ってしまうので、そこからバージョンアップさせなければなりません。
2006年09月17日
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/1272191
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/1272191
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック
この操作は、Enterprise Manager で行いますが、データベースデバイスではなく、データベースを拡張すればいいので、勘違いに注意しましょう。
詳しくはこちら。
http://evcom.sblo.jp/article/1878169.html